LANケーブルの話

こんにちは、SHO-TAです。
今日は通信工事のキホン、LANケーブルの話をしたいと思います。

僕がこの会社に入って初めて現場で触ったケーブルがLANケーブルでした。
もちろん入社前でもLANケーブルを見たり使ったりしていましたが、現場で使うケーブルはコネクタが付いてないし、そもそも何十メートルとかそんな長さのものは見たこと有りませんでした。

現場でも一番使うことが多いのがこのLANケーブルなので、今日はLANケーブルについてまとめてみました。

LANケーブルの種類

クロスケーブルかストレートケーブルか

一般的なLANケーブルは内側に芯線が8本入っていて、この芯線が両端でコネクタに繋がり、そのコネクタを通して様々な機器と接続することになります。

そのコネクタなんですが、芯線がコネクタに入る並び順が2種類あります。

その芯線の並び順を両側で同じ並びにするとストレートケーブル、違う並びにするとクロスケーブルになります。
ケーブル自体は一緒で、コネクタ接点の並び順の違いだけです。

昔はクロスケーブルも使われていた様ですが、今は機器側の機能・設定で調整できるのでほぼストレートケーブルしか使われなくなりました。
僕も現場でクロスケーブルは使ったことが無いんですが、何故かリンクの来ないHUB間の接続をクロスケーブル化したら動いたことが有ったので一応心の片隅には置いといた方が良さそうです。

・カテゴリー

現場では良くカテ5とかカテ6とか言いますが、LANケーブルには通信速度や周波数で決められた様々な規格(カテゴリー)が有ります。

弊社の工事ではほとんどがカテゴリー5eで、たまーにカテゴリー6です。

弊社で工事する場合、ケーブルの用途はカメラやセキュリティ機器を動かして通信するのがメインです。

これらの機器は大容量のデータをやり取りしないのと、
通信速度や距離が必要な場合は光ケーブルなど他のケーブルで施工するケースが多いのが理由です。

・その他シールドの有り無し、屋外用かなど

弊社の工事で通常使うのは「UTPケーブル」でUnshielded Twisted Pairケーブル、シールドなしケーブルです。

シールドのあるSshielded Twisted Pairケーブル「STPケーブル」 は殆ど使わないですが、
僕自身の話でいうとサーバーラック同士の接続やサーバールーム内の配線で使ったことが有ります。

カメラを屋外に設置する時、たまに使うのが屋外用のLANケーブルで、通常のLANケーブルの外側に対候性のある被覆が付いたケーブルです。

激しく雨風に晒されるような場所では配管して配線した方がより良いのでしょうが、モノとしてはそのまま屋外に使える強度になっています。軒下やケーブルラック、屋根の上を通したり、配管を固定出来ない場所で便利に使えます。配管よりコストも安いですし。

その他LANケーブルの分け方としてスリムやフラットといった形状、単線かより線か、という事もあります。
ですが、細い形状のケーブルはPoE(LANケーブルでの電源供給)に向いてない上、耐久性や安定性に劣るので工事に使うことはまずありません。

より線のケーブルも同様に通信の安定性に不安が有るので、弊社の工事では基本的に使用しません。
可動域のある机のパッチケーブルに使われたりする様です。

LANケーブルの耐用年数

税法上では18年、構造的には20~30年位が耐用年数として設定されている様です。
使用環境によっても多少変わるとは思いますが、ケーブルより接続している機器の寿命の方が先に来る事になりそうです。

ネットワーク機器やカメラ等の性能も10年前のモノと現在のモノでは性能も全然違うので、予算が許すならば10年に1度位は大規模な設備の更新と合わせてケーブル類も更新した方が良いように思います。

その他にも語れそうなことはあるのですが、
あまり記事が長くなってしまっても読み辛いかと思いますので今回はここまでで!

今回の記事を書くに当たっては、下記のパンドウィットさんのサイトが非常に参考になりました。

ネットワーク関連機器のメーカーさんなんですが、LAN関係の工具なども出していて僕もこの会社の工具を使っています。
結構長く使ってるんですが、細かい傷はあるものの全然壊れる気配は無いし、オススメです。

それではまた!

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