ドリル、インパクト、電動工具の違い

こんにちは、SHO-TAです。
今日は電動工具の中でも使用頻度の高い、ドリルドライバー、インパクトドライバー、ハンマードリルなど回転系の電動工具の違いについて解説していきたいと思います。
どれもドライバーやホルソー、ドリルといった様々なビットを付けて回転させるというところは一緒なんですが…
順番に見ていきましょう。

ドリルドライバー

出典:Panasonic

ビットを回転させる機能のみの電動工具です。
ねじを締めたり金属や木、石膏ボードなどに穴を開ける際に使います。

トルクの調整が細かく出来るので、柔らかいものには弱い力で、固いものには強い力で加工することが出来ます。

振動ドリル

出典:Panasonic

普通のドリルドライバーに振動を与える機能が追加された工具です。
この振動機能が加わったことでモルタルや柔らかいコンクリートなどにも穴があけられる工具です。
ですが、それほど大きな力は出せないので固いコンクリートや石に穴を開けたり、太いビットを付けるのには向いていません。
振動はオンオフできるので普通のドリルドライバーとしても使えます。

ハンマードリル

出典:Panasonic

振動ドリルの強化版といった感じの電動工具です。
振動機能がさらにパワーアップしているので振動ドリルでは難しい固い石材や大口径のビットも扱うことが出来ます。
ただし、打ち込む力が強いので細いビットを装着するとビットが折れてしまう事もあります。
機種によりますが回転機能をオフにして「はつる」作業に使ったり振動機能をオフにしてドリルとして使う事も出来ます。

インパクトドライバー

出典:Panasonic

回転機能と振動機能がある点では振動ドリルと一緒ですが、振動の加わる方向が回転方向になっている電動工具です。
ネジやナットを締める作業が得意で、振動(打撃)の効果できつく締めることが出来るのが特徴です。
穴あけも出来なくはないですが打撃で刃が傷んでしまうのでお勧めは出来ません。

弊社の場合、今回紹介した工具の中で最も使用頻度の高い工具です。


この他に(インパクト+ドリルの様に)それぞれの機能を組み合わせた工具もありますが、器用貧乏になってしまう面があり、単機能の工具に比べると個別の性能が低かったり故障しやすかったりする傾向があります。

DIYなど自宅用に買うなら一本で全部賄えるものが良いですが、現場用・業務用となると使う素材や作業内容に合わせて適切な工具を使用した方が早くて奇麗に仕上がるため弊社で多機能のドライバーは殆ど使っていません。

という事で、今回は似てるけどちょっと違う電動工具の紹介でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

それではまた!

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