アナログ防犯カメラってどうなの?

SHO-TA

こんにちは、SHO-TAです。

近年ではデジタル化、DXなど、デジタルなものに注目が集まりがちです。

かつてはアナログのカメラしかなかった防犯・監視カメラの世界でも、デジタル式のネットワークカメラが主流になっています。

しかしアナログ式の防犯・監視カメラも技術的な進化は続いていて、各メーカーから新商品も次々に発売されています。

というのもアナログ式カメラでシステムを構成するメリットも色々有るのです。

今回はどちらかと言えば目立たないアナログ式の防犯カメラについて考えてみたいと思います。

デジタル(ネットワーク)カメラとアナログカメラの違い

まずデジタル(ネットワーク)カメラとアナログカメラの違いですが、カメラとしての違いは殆どありません。

どちらのカメラでも機能や価格など様々な機種があります。

あえて違いを挙げるならばネットワーク機能が有るか無いかです。

デジタル式のカメラの場合、カメラにネットワーク経由でアクセスして、設定や操作、ファイルのやり取りなどが可能です。
(弊社施工案件ではほとんどの場合でレコーダーも設置します。)

アナログ式の場合はレコーダー等を通して操作や録画をすることになります。

ネット上の情報だと「アナログカメラは画質が悪い」と言われる事も多いのですが、現行の機種だとHD、フルHDが主流で、4Kのものもあり、ネットワークカメラと画質の差は殆どありません。

(10年位前のアナログカメラだと、映像伝送の都合で昔のブラウン管テレビと同じ幅640×縦480の画質でしか録画・再生が出来なかった時代がありました。)

画質の良し悪しはアナログかデジタルかより、選定するカメラの問題です。

その他、アナログカメラの遠隔操作では追加の配線が必要になる、デジタルカメラでは長距離(100m以上)の配線が出来ないなどといった違いがあります。

価格的にはアナログカメラの方が若干安い傾向があります。

防犯カメラシステムの導入にあたって

新規に防犯カメラを導入する場合、ネットワークカメラでのシステム構成になる場合が多いです。

理由としては機能面での自由度が高く、場合によってはwifiなど無線ネットワークも使えるからです。

有線の場合でもアナログ(同軸ケーブル)に比べ、ケーブルが軽くて細いので工事にかかる工数も少なく済みます。

既設のアナログ防犯カメラシステム設備がある場合は、もともとのケーブルを流用してカメラとレコーダーだけを入れ替えるパターンが多いです。

この方法では、カメラの取り付けに必要なケーブル通線工事が丸々カット出来る為、工事にかかる時間・費用面で大きなメリットがあります。

何台かあるカメラの内一台だけ壊れたので交換、という場合もこのような取付方法が良いかと思います。

また既設のアナログ(同軸)ケーブルを流用し、コンバーターからLANケーブルに変換してカメラを設置するといった施工も可能です。


弊社では導入場所で必要な機能、規模、予算に合わせて柔軟なご提案が可能です。

もし防犯カメラの導入を検討される際は、是非弊社までお問い合わせ下さい。

それでは今日はこの辺で!

最期まで読んで頂き、ありがとうございました。

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