今回ご紹介するのは、夜間ライトアップ用スポットライトの改修工事です。
ご依頼頂いたのは、以前もこちらの施工事例で紹介させて頂いた「常盤台バプテスト教会」様です。
工事の内容は、教会のシンボルである十字架と建物を照らすスポットライト3灯の交換、タイマー用キャビネットの設置が主になります。
既設のスポットライトは250WのHIDランプを使用しており、設置から20年以上経過した現在でも機能的には問題無く点灯していました。
ですが、HIDランプはLEDランプと比較した場合、ランニングコストの面でデメリットがあります。
まず電気代が違います。
あくまで計算上の話ですが、HIDライト3灯の電気代が月3千円、年間で4万円弱となります。
これがLEDライト3灯の場合、年間1万5千円程度まで削減が見込まれます。
次に電球交換の費用です。
HIDランプも比較的長寿命の照明ですが、数年に一回の電球交換はどうしても必要です。
LEDランプの場合は基本的に電球交換の必要が無いので、この費用が丸々節約できる事になります。
今回の工事では、この2つの費用で年間3万円程度のコストカットを見込んでいます。
さらにLED照明の特性として、
- 光で物を痛めにくい
- 虫が寄り付きにくい
- すぐに点灯する
- 水銀フリー
といったメリットもあります。
これらのメリットを踏まえ、今回のLEDスポットライト導入工事という流れになりました。
工事後のスポットライトの様子がこちらです。
↓↓↓
古いLED照明だと光が広がらず、スポットライトとして不向きな場合もあったのですが、光の明るさや広がり方も問題なさそうですね。
今回は電球色タイプの光源を使用しています。
お客様のお話では、以前より光のコントラストが強く感じられるようになったとの事でした。
また、今回は既設の設備が傷んでいたので配管・電線の交換や、タイマーを納めるキャビネットの設置工事もさせて頂きました。
キャビネット設置場所が屋外となる為、サーモスタットで温度管理し、タイマーの保護をしています。
今回の工事では屋根上での高所作業や、狭所でのキャビネット取付け、天候など大変な点も多かったですが、何事も無くお客様に引き渡す事ができ良かったです。
今回は弊社にご依頼頂き、誠にありがとうございました☺